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今年は日本で天体現象が多く見れる年のようです。
今日は世間が金環日蝕で沸き返りました。"東京を含む首都圏では173年ぶり、3大都市圏を含む広い範囲での観測は、実に932年ぶり (NHK) "などと煽られると否が応でも気になってきます。古代では日蝕は凶事の象徴または前兆と考えられていましたが、現代においては天体観察のイベントとして単純に盛り上がっている感じです。
月と太陽の軌道上の交点はヨーロッパでも特別視され、太陽と月の南北の交点、ノードはカプト・ドラコニス(竜の頭)、カウダ・ドラコニス(竜の尾)といわれます。わが家のヤマボウシの樹影も不思議な墨絵のような質感に変様し、ふとカプト・ドラコニスがみえた気がしました。
2012年5月21日